ツイッターもやっています → @prokabu1

微笑もう。マスクをし、声を出さずに、飛沫には気をつけて。

コロナが蔓延し、もうかなりの時間が経ちました。

やはりコミュニケーションって激減していると思うのですよ。先日お話したある方はコロナ禍で転職して4か月たつけれど基本リモートなのでまだ4回しか出社していないそうで苦しいと言っていました。大学生もそうですよね。オンライン授業ばかりで。

 

最近、人と会う機会が減り、感情表現が乏しくなった気がするので自戒を込めて。こんなことを思います。

 

「微笑もう。マスクをし、声を出さすに、飛沫には気をつけて。」

相手の方がマスク越しに微笑んでいるだけで心は和み、うれしい気持ちになれますよね。マスクをしていても伝えることはできると思います。

 

以下、「EQリーダーシップ」ダニエル・ゴールマン氏より引用。

感情がどれだけよく伝わるかは、リーダーの表情や声や身振りなどの表現力がどれだけ豊かであるかにかかわってくる。感情を伝えるスキルが高いほど、感情はより強く広まる。演技力は問題ではない。リーダーはわずかな感情の表出でも大きなインパクトがあるのだ。

そういう才能を持ったリーダーには、人々が自然にひきつけられていく。自分が組織の中で一番一緒に働きたいと思うリーダーを思い浮かべてみてほしい。その人には、きっと、快活な空気を発散する能力が備わっているはずだ。EQの高いリーダーの周囲に才能のある人々がこぞって集まるのは、ひとつにはこうした理由があるからだ。反対に、気難しく横柄で冷たいリーダーからは、人が離れていく。不機嫌なボスの下で働きたいと思う人などいないからだ。

 

笑い声は感情の伝染性をはっきり示してくれる。笑い声を聞くと、私たちは自然に笑顔になったり笑い声をあげたりする。そして、それが連鎖反応のようにグループ全体に広がっていく。笑いが伝染しやすいのは、人間の脳に笑顔や笑い声を感知する回路が特別に組み込まれているからだ。その結果、いい意味での感情のハイジャックが起こる。

笑い声は、友好的関係を確信させる唯一無二の信号だ。他の感情を表す信号と違って(笑顔は演技で作れる)、声をあげて笑うことは高度に複雑な神経回路の動きを伴って演技が難しい。したがって、見せかけの笑顔で人をだますことは出来ても、無理な笑い声は空虚に響く。

職場に笑い声があれば、それは従業員たちが頭だけでなく心も仕事に集中している兆候といえる。しかも、職場での笑い声は、陳腐な冗談とは無関係だ。千二百のケースを調べた結果、笑い声は話しに「落ち」がついたときではなく、「お会いできてうれしいです」といったような平凡な言葉に対する友好的な反応として聞かれる。笑い声は、自分たちは波長が合っている、自分たちはうまくやっている、ということを再確認するメッセージだ。

 

こんな時代だからこそ、気持ちの伝え方を考えていかないといけませんね。

 

https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51RCRXZ063L._SX326_BO1,204,203,200_.jpg